カラー、パーソナルカラーパート6
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髪の毛のトーン表はカラー剤の明るさと色味を表した表のことです。
縦の列は髪の毛の明るさを示していて、数字が大きくなればなるほど明るくなります。そして、横の列は髪の毛の色味を示しているもので、カラーを決めていくときの見本としてよく使いますね!
ちなみに、それぞれの明るさをご紹介すると
5トーン以下
黒染をする時によく使うカラーです。日本人の地毛の平均が4~5トーンなのでかなり真っ黒ですよね。
6・7トーン
少し地毛よりも明るいお色になります。ナチュラルな仕上がりになってくるので、初めてヘアカラーにチャレンジする方や、髪の毛に少し厳しい職場に勤めている方にオススメのお色になります!また、メーカーによって変わってきますが7トーン以下の明るさが白髪もしっかり染まります。
8・9・10トーン
だいぶ明るくなってくるお色です。照明の光で人によってはとても明るく感じる人もいるので、バイト先や職場が厳しい方はもしかしたら注意されてしまうかもしれません。ただ、このくらいから色の透明感が出しやすくもなってきますので人気の明るさでもあります!
11・12トーン
髪質によって差はありますが普通のカラー剤ですとこれが限界の明るさになります。かなり明るく、色落ちするとオレンジっぽくなりやすくなってきたり、伸びた根元との差が大きいのでかなりマメに染めたくなる明るさです。また、髪の毛のブラウンみも取れてきているので、かなりカラーの色味がわかりやすくなってきます。
13・14・15トーン
ブリーチを使うことでやっと明るくなる明るさです。バイトの面接を落とされたり、職場でも禁止されるレベルです。だいたいここまで明るいと、髪の毛へのダメージも相当蓄積されているので、ダブルカラーで色をのせたとしてもすぐに色落ちしてしまいます。なので、長くもたせたい方はかなり濃いめに暗く色を被せて、色落ちすることでちょうどよくなるくらいがオススメです!
表になっててわかりやすい面もありますが、トーン表だけですと髪の毛全体が染まったときのイメージが湧きにくいですし、実際に染める時はお客様の髪の状態や髪の色に合わせて、一色だけ使うのではなくカラー剤を調整していくことがほとんどです。ですので、美容院ではトーン表とヘアカタログ両方を見ながらカラーを決めていくのがオススメです!