白髪染めお洒落染めの違いメーカーで色も違うパート3
- 白髪染めお洒落染めの違いメーカーで色も違う
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同じカラーを使っても、明るくなりやすい方と明るくなりづらい方がでてきます。何が違うのか?その人がもともと持っているメラニン色素とキューティクルが関係してきます。
カラーが染まりやすい方の特徴として、肌の色が白い方は元々メラニン色素が薄く髪の毛自体も真っ黒でない場合が多く、さらにキューティクルが少ないと髪自体が細く柔らかいので、このタイプの方は比較的にカラーが明るく仕上がりやすく発色が良いですが、すぐに色落ちして、黄色っぽくなってしまう傾向にあります。
逆のタイプの方で髪が硬くしっかりしていて、健康的なツヤがある方は、地毛も黒くて明るくなりづらく、脱色していくと赤味が出やすいので、アッシュ系やグレー系の柔らかいイメージのカラーが出づらい傾向にあります。キューティクルもしっかりしているので染まり時間も柔らかい髪の方に比べると長くなりがちです。両極端な例でしたが、ご自身の髪質に当てはめてみて、自分の髪が染まりやすいか、染まりづらいかの参考にしてみて下さい。なおダメージをしている髪は、髪質を問わず染まりやすい傾向にあります。毛先だけ色が入ってしまうのはダメージレベルが根元に比べて高いためです。また縮毛矯正・デジタルパーマなどの熱を使うパーマをされているお客様はタンパク変性の影響で毛先の色が明るくならず、暗く仕上がる可能性が高いので、注意が必要です!
キレイに染まったカラーもしばらくすると、色が落ちてくる。白髪染めをしていたのに、気が付くと白髪の部分の色が薄くなっている。
このカラーが褪せていく事を【退色】といいます。
退色の原因には、主に、【シャンプー】・【熱】・【紫外線】などがあげられます。夏場の時期はプールや海水の【塩素】も色落ちの原因になります。
退色すると、色味が抜けていってしまい、脱色された髪の状態に戻ってしまうので、赤茶けたり、黄色っぽくなっていきます。ダメージを受けすぎると、髪の内部に染料を留めておけなくなるので、色落ちがはやくなります!ブリーチの上からカラーをのせた【ダブルカラー】などは、ベースが明るく脱色されていて、色味も鮮やかに出ますが、その分髪がダメージしているので、退色も早くなります