ブリーチ無しのダブルカラーパート1
- ブリーチ無しのダブルカラー
- 【ブリーチなしダブルカラーについて】
「いつものカラーに飽きた」「もう少し明るくしたい」「でもブリーチはしたくない」
そんなご要望の方におすすめがブリーチなしダブルカラー。
今回はそんな透明感カラーで人気のブリーチなしダブルカラーについて深掘りしていきましょう
ブリーチなしダブルカラーって何?
ブリーチではなく、通常のカラー剤で一番明るくして、なるべくメラニン色素を抜いた状態にします。
その後、オンカラーを入れていく希望の色に染めるダメージレスなダブルカラーです。
手技や工程はブリーチのダブルカラーとほぼ同じです。
カラーで明るくできる限界は14レベル
カラーをされたことがある方は、美容室でこのようなチャートを見せてもらったことありますよね?
こちらはレベルスケールをいって、色の明るさを示す早見表になります。
・赤味が強い髪質(硬毛、太め)
・黄色味が強い髪質(軟毛、細め)
主にこの2種類別に用意されており、まずはお客様がどちらの髪質かを見定めてカウンセリングします。
色味は入っておらず、明るくするだけのカラー剤のことを[ライトナー]といいます。
『ブリーチなしダブルカラー』はこのライトナーを用いたダブルカラーとです。
[ライトナー]で明るくできる限界(メラニン色素を取り除く限界)は14レベルまでです。
まずはここまでしっかりトーンアップすることが必要となります。
↑ライトナーで14レベルまでトーンアップした状態。
※髪質によって多少明るさの差は出ます。
逆にブリーチはメラニン色素をさらに取り除くことが可能で、
1回のブリーチで15~16レベル、
2回のブリーチで17~18レベルまでトーンアップすることができます。
14レベルで黄橙色をベースに色を考える
美容師さんはカラーの配合を考える時に、絵具と同じように頭の中で三原色を元に割合を決めてます。
このカラーサークル上で相対する色(補色)をぶつけ合うことでできるカラーが[グレー/灰色]です。